ファッション王鑑賞ポイント3つ、ファッション王製作発表会、ユアインインタービュー
ファッション王鑑賞ポイント3つ、ファッション王製作発表会‘成功ストーリー’
ファッション王、青春ドラマの反撃、熾烈な20代報告書
ファッション王のあらすじを見ると、20代青春の人々が夢と愛を探して旅立つストーリーのように見える。
ここまでは、既存のありふれる青春ドラマを思い浮かべやすい。
しかし、ファッション王は既存の青春を描いたドラマとの比較を拒否する。
それもそのはず、背景からキャラクターまで、以前の青春物では見られなかった独特の魅力を漂わせた。
3月14日午後2時ロッテモール金浦空港店で開かれたSBS韓国ドラマ、ファッション王製作発表会。
20代の代表の期待の持ち主たちが一堂に集まった。
ユアイン、シンセキョン、グォンユリ、イゼフンなど主人公4人衆が、出発に先立ち、期待と抱負を語った。
ファッション王を一言で定義すると、脱典型である。
キャラクターは極端で、その表現方法も露骨である。
ストーリーも同じだ。
ぎくしゃくしたロマンスではなく、熾烈な現実を表に出した。
今、この時代、20代の青春報告書とも言える。
ファッション王は青春物のアップグレード版となるだろうか。
出演者たちに自信と期待を聞いた。
ファッション王鑑賞ポイントその一、ロマンスよりはメロー
ファッション王は、既存の青春ドラマと違う道を選んだ。
キャンパスではなく東大門を背景にして、20代のロマンの代わりに、夢と現実を掘り探った。
既存の青春物がぎくしゃくした少女漫画だったら、ファッション王は激しいリアリティー物に近い。
イゼフンは“青春ドラマだといきいきとした愛の物語をたくさん入れてきた。ファッション王は、ここに、さらに一歩進んだ”とし、“各人物が主体的であり、仕事の中で自我を探す姿が強く描かれている。他のドラマとは明らかに異なるだろう。”と述べた。
ラブラインもロマンスではなく、メローに近い。
ファッション王は、ときめく初恋ではなく、深い傷と癒しの治癒課程を盛りいれる予定だ。
緻密な感情表現で1020世帯(10代から20代)から3040世帯(30代から40代)まで共感できると思われる。
ユアインは“建前だけを見れば、トレンドドラマに思いがちだが、中身を覗くと正統メローがある。多分、濃いメローがドラマのすべてになるほどと深いと言える。”とし、“その他のファッションなどはメローなどの感情を表わすツールとして使われるだろう。”と予想した。
ファッション王鑑賞ポイントそのニ、厚かましいキャラクター
ファッション王には、平凡なキャラクターはいない。
4人の主人公すべて典型性から脱して、極端的だ。
さらに、各人物ごとに両極端を走る。
端的な例でユアインががむしゃら男なら、イゼフンは冷血男であるようだ。
ユニークで強烈なキャラクターを見る楽しさがある。
ユアインは“ファッション王において、最も重点を置く面は厚かましさだ。そうでないと表現できない人物だ”とし“ダイナミックな感情表現をするのが特徴だ。実際の私の姿も多く含まれている。既存の作品では、多く見せられなかった姿も今回、ファッション王を通じて全て表わし出しているようだ。”と伝えた。
特別なキャラクターであるだけに、演技は容易ではない見通しだ。
4人の主演俳優、皆が繊細な内面演技をお目見えする予定だ。
それだけ、キャラクターの集中分析は欠かせない。
特に、今回の韓国ドラマ、ファッション王でドラマデビューをする少女時代のユリの場合はもっと大変だった。
グォンユリは“何よりもキャラクターの中で自分の姿を見つけるために努力した。”とし、“周辺でも多くの助けを頂いた。ビデオカメラでモニターをしながら私を観察し、PDと何度もミーティングを持ちながら、キャラクターの感情を引き出すために努力した。”と説明した。
ファッション王鑑賞ポイントその三、期待の持ち主たちの集まり
ファッション王は、外的に期待される部分は、断然キャスティングだ。
忠武路(チョンムロ/映画界)、ブラウン管(TV)、歌謡界の期待の持ち主がファッション王に集まったからだ。
忠武路のブルーチップと認められたユアインとイゼフン、ブラウン管視聴率興行保証シンセキョン、ガールズグループ代表、少女時代のユリまで、興味深い組み合わせだ。
既に、プロフェッショナルな現場の雰囲気が形成されたと言う自評だ。
ユアインは“若い俳優たちだが、アマチュアではない。演技をするとき重要なことが何か知っている人だ”と言いながら“作品を1順位にして感情の交流をしている。このような雰囲気が4~5回から造成されている”と自慢した。
俳優たちの呼吸も期待できる。
特に、ユアインとシンセキョンは有数の演技呼吸を誇っているところだ。
ユアインはシンセキョンを介して、成熟した魅力を感じていて、シンセキョンはユアインを介して、自分の枠組みを破っているという説明だ。
シンセキョンは“これまでは私の主観なしで、水が流れるように生きてきた。自分が何を考えているのか忘れて住んでいたのが事実”と言いながら“ユアインは違った。自分の考えを他人の視線のために捨てない。この点がとても魅力的であったし、演技とキャラクターにも反映されるようだ”と強調した。